Excelで別シートの情報を自動で表示!超初心者向け「参照」の超基本
「今日も一日、同じような数字を何度も入力してる…」
「請求書と在庫リスト、両方の数字が合ってるか確認するのに、すごく時間がかかる…」
そんな風に感じているあなた、お気持ち、すごくよく分かります。
隣の席で、何年もそんな作業を続けてきた私だからこそ、その大変さ、痛いほど知っています。
📋 この記事でわかること
- Excelの「別シート」にある情報を、今見ているシートに自動で表示させる方法
- 「参照」という、Excelの便利な機能の超基本
- コピペより断然早い!入力ミスも減らせる「参照」の具体的な使い方
- 今日から使える!「取引先リスト」や「商品リスト」を自動入力するテンプレートの考え方
- Excel初心者でも「できた!」と実感できる、簡単な手順
目次
- 「参照」って、そもそも何? 超ざっくり解説
- 別シートの情報を「自動で」持ってくる方法(これだけ覚えればOK!)
- 【実践】請求書で取引先情報を自動入力してみよう
- 【応用】商品リストを自動で表示させるには?
- もう、同じ情報を何度も入力しなくて大丈夫!
「参照」って、そもそも何? 超ざっくり解説
Excelで「参照」って聞くと、なんだか難しそうに聞こえますよね。
でも、実はこれ、「他の場所にある情報を、ここに表示してね」っていう、とっても分かりやすい仕組みなんです。
例えば、お店のレジで「この商品の値段はいくら?」って聞いたら、値段が書いてある場所(棚とか、PCの画面とか)を見て教えてくれますよね。
Excelの「参照」も、それと全く同じ。別のシートに置いてある情報を「ここに出して!」とお願いするだけなんです。

💡 ポイント:「参照」は、Excelが「この数字、ここにあるよ」って教えてくれる便利な機能。自分で入力する手間が省けて、間違いも減らせます。
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別シートの情報を「自動で」持ってくる方法(これだけ覚えればOK!)
ここからが本番です!別シートの情報を、今見ているシートに表示させる方法を、一番簡単なやり方で説明しますね。
今回は、例えば「月別売上リスト」というシート(今見ているシート)に、「商品マスタ」という別のシートにある「商品名」を表示させる、という状況を考えてみましょう。
「商品マスタ」シートには、商品コードと商品名がずらっと並んでいるとします。
① どこに表示したいか? を決める
まずは、表示させたい場所(セル)をクリックします。今回は「月別売上リスト」シートの「商品名」を表示させたい列の、一番上のマス(例えば B2セル)をクリックしてみましょう。

② `=VLOOKUP(` と入力する
次に、そのクリックしたセル(B2セル)に、キーボードで「=VLOOKUP(」と入力します。これが「別シートから情報を探してくるぞ!」という合図になります。
「VLOOKUP(ブイ・ルックアップ)」って、なんだか専門用語っぽいですが、今は「探してくれる呪文」くらいに思っておけば大丈夫です!
③ 探したい「モノ」を指定する
次に、何を元に探すかを指定します。今回は、商品コードを元に商品名を探したいので、商品コードが書いてあるセル(例えば A2セル)をクリックします。
すると、入力中の数式は `=VLOOKUP(A2,` のようになっているはずです。
「A2」は、「A列の2行目」つまり左から1番目、上から2番目のマス、という意味です。
④ どこで探すか? を指定する(ここが別シート参照!)
いよいよ、別シートを指定する場面です!
まず、Excelの画面の下の方にある「商品マスタ」というタブ(シート名)をクリックして、そのシートに移動します。
次に、商品コードと商品名が全部入っている範囲を、マウスでドラッグして全部選びます。例えば、商品コードがA列、商品名がB列にあり、1行目から100行目までデータが入っているとしたら、A1セルからB100セルまでを指でなぞるように選ぶ感じです。
選んだら、Excelが自動で「商品マスタ!$A$1:$B$100」のような、すごく長い名前を数式バー(画面の一番上にある、入力中の式が見えるところ)に入れてくれます。
「!」とか「$」とか、色々ついてますが、気にしないでください。これは「商品マスタ」っていうシートの「A1からB100までの範囲」を指している、というだけのことです。

⑤ 何番目の情報を表示するか? を指定する
今度は、選んだ範囲(A1からB100)のうち、何番目の情報が欲しいかを数字で指定します。
今回は「商品名」が欲しいですよね? 商品名が、選んだ範囲の「2番目」に入っています(1番目は商品コード)。
なので、「2」と入力します。
数式は `=VLOOKUP(A2,商品マスタ!$A$1:$B$100,2` のようになっているはずです。
⑥ 最後に「)` 」で閉じる
最後に、半角で「)」を入力して、魔法の呪文を閉じます。
これで、数式は `=VLOOKUP(A2,商品マスタ!$A$1:$B$100,2)` となりました。
あとは、Enterキーを押してみてください。
…どうでしょう? A2に入力されていた商品コードに対応する商品名が、自動で表示されませんか?
💡 ポイント:VLOOKUP関数は、「探したい値」(今回は商品コード)、「どこで探すか」(商品マスタの範囲)、「何番目の情報が欲しいか」(今回は商品名なので2番目)の3つが分かれば、自動で表示してくれます。難しく考えず、この3つを順番に指定するだけなんです。
【実践】請求書で取引先情報を自動入力してみよう
請求書を作成する時って、取引先の会社名、住所、電話番号…と、毎回同じ情報を手入力していませんか?
これが、Excelの「参照」を使えば、一瞬で終わります。
まず、「取引先リスト」というシートに、取引先の会社名、住所、電話番号などを一覧にして作っておきます。
| 取引先コード | 会社名 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|---|
| A001 | 株式会社〇〇商事 | 東京都千代田区… | 03-XXXX-XXXX |
| A002 | △△物産株式会社 | 大阪府中央区… | 06-XXXX-XXXX |
そして、請求書を作成するシートに、取引先コードを入力する列(例えば A列)を作ります。
その隣の「会社名」を表示したいセル(例えば B2セル)に、先ほどと同じように `=VLOOKUP(` と入力します。
探したい値は、取引先コードが入っているセル(A2セル)ですね。
次は、どこで探すか。「取引先リスト」シートに移動して、取引先コードから電話番号まで全部の範囲(例えば A1セルからD100セルまで)を選びます。
そして、会社名が表示したいので、選んだ範囲の「2番目」の情報が欲しい、と指定して「2」と入力。
最後に「)」で閉じてEnterキー!
取引先コードを入力するだけで、会社名、住所、電話番号が自動で入るようになります。

【応用】商品リストを自動で表示させるには?
請求書だけでなく、日報で商品名を入力するときにも、この「参照」は大活躍します。
例えば、商品コードを入力したら、商品名だけでなく、単価や在庫数まで自動で表示させたい、という場合。
さっきのVLOOKUP関数の、最後の数字の部分を変えるだけでできるんです。
「商品マスタ」シートで、商品コードが1番目、商品名が2番目、単価が3番目、在庫数が4番目だとします。
商品名を表示したいときは「2」と入力しましたが、単価を表示したいときは「3」、在庫数を表示したいときは「4」と入力するだけ。
こんな風に、
- 商品名を表示したいセル → `=VLOOKUP(A2,商品マスタ!$A$1:$D$100,2)`
- 単価を表示したいセル → `=VLOOKUP(A2,商品マスタ!$A$1:$D$100,3)`
- 在庫数を表示したいセル → `=VLOOKUP(A2,商品マスタ!$A$1:$D$100,4)`
と、それぞれ数式を入れるだけで、必要な情報が自動で表示されます。
💡 ポイント:「VLOOKUP」関数は、指定した範囲の「何列目」の情報を持ってきたいかを指定するだけで、色々な情報を自動で引き出すことができます。これで、入力ミスが減り、作業時間も大幅に短縮できます。
もう、同じ情報を何度も入力しなくて大丈夫!
Excelの「参照」機能、特に「VLOOKUP」関数を知っているだけで、日々の事務作業が劇的に楽になります。
これまで、手入力に何時間もかけていた作業が、数分で終わるようになるかもしれません。
しかも、手入力だとどうしても避けられない「うっかりミス」も、自動化することで防げます。
「Excelは難しそう…」と思っていたかもしれませんが、今日お伝えした「VLOOKUP」関数は、一度やり方を覚えれば、本当に便利なんです。
まずは、ご自身の会社にあるリスト(商品リストや取引先リストなど)を、別シートにまとめて、今日紹介した方法を試してみてください。
「できた!」という感覚が、きっと次のステップへの自信につながるはずです。
この情報が、あなたの仕事をもっと楽にするお手伝いができれば嬉しいです。
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